今年のJgCは今までとのフォーマットが全く一緒で真新しい内容は殆ど無く、相変わらずのスポンサー祭り。しかし所々に非常に面白いコンテンツも潜んでいた。
今回登壇させていただいたパネルもその良い方の一部に数えられるかと思う、というのはフィードバックも良かったが、一番は他の登壇者の質が高かった事。実際にある日本現地の人材育成問題を取り上げたことが良かった。
セントラル・フロリダ大学の原教授のプチ発表も多くの情報が詰まっていて、日本で発言する機会が増えるべき有識者だと感じた。人材派遣エキスパートのジェイソン・エイアーズとForbesの編集長であるモハメッド・コーエンさんも豊富な経験による実例をいくつか挙げてもらえた。日本が迎える課題を率直に向き合った内容がJgCでは新鮮だったのではないか。
残念ながら時間も限られていて、JgC自体も25%ほど参加者が減っていた。イベントの日本語ページには入場パスの情報も値段も無く、いったい誰がターゲットなのか分からない事態になっていた。中には本当に良いコンテンツやスピーカーがいたので、それらに注目して何か自分たちで出来ないかと考える今日この頃。